ほめるって、難しい!
「ほめることが大切なのはわかっているけど、なかなかほめられない!」多くのおうちの方のお声です。みなさん“ほめる”ことは難しいことであり、少しのことでほめるのは抵抗があるとおっしゃいます。実は、どの子も見方を変えるだけで、ほめどころは満載です。ところで、あなたは下のA~Dのタイプに当てはまってはいませんか?
【Aさん】つもり親
ほめ方は小さく控えめ。子どもは“ほめてもらったことがない”と感じがち。
【Bさん】しかり親
一番ポピュラー。子どもは、自尊感情が低くなり、思春期にはさらなるバトルが待ち受ける!?
【Cさん】色メガネ親
他人や理想と比べて、満足いかない部分ばかり見えてしまう。
【Dさん】ダメ出し親
考え方はCさんと同じ。ほめるのはよっぽどのことがあったときと考えている。
〝あたりまえ〞を捨てませんか
できてあたりまえと思うと、ほめられません。〝あたりまえ感〞は時に、目を曇らせたり、感謝や感動を奪ったりするので、要注意。子どものしていることに、〝あたりまえ〞は何一つありません。どんな小さなことでもささやかな変化でも、一つひとつが成長のあと。「すごいね」「がんばったね」と言って(ほめて)よいのです。平均や理想を基準にしていては、ほめることがなくなります。
見方を変えませんか
何度言っても宿題やポピーに取り掛からず、しまいにはきつく叱ってしまい、やっと始めたと思えば遅くまでかかってしまい、あ〜あ今日もほめられなかった……。
よくあることです。
でも、気の向かないことを、やりきるってすごいことだと思いませんか。大人でも気の向かないことは棚に上げたままということも少なくないのに。子どもは、そこをがんばったのです。「だから言ったでしょう」「何度言ったらわかるの」ではなく、「いやなのに取り組んだね。えらい!」と言って(ほめて)よいのです。
たまには息抜きしませんか
朝の出掛けるまでの間、帰宅して就寝するまでの間、大人にも子どもにもしなければならないことがたくさんあって、どうしてもせかしたり、叱ったりしがちですね。忙しさはほめるゆとりを奪います。
忙しいのは大人も子どもも同じ、おうちではほっこりしたい気持ちも同じです。親子のよりそいタイムを10分だけ設定する、たまにはだらりと息抜きする日を設ける、などして大人も気持ちを楽にしましょう。
イラスト/あんみ