幼児ポピーあおどり 12月号の見どころ
「8+5」のたし算、さあどうやって計算しますか?
8+5のような計算を、小学校ではくり上がりのあるたし算といいます。
さて、あなたはこの計算、どのように考えますか?
「えっ、どのようにって、8に5を足すのだから13でしょ。
1年生なら、9、10、…13と指を折って数えるのもありよね…。」
って思われたのでは?
1年生の計算のしかた
小学校では次のように計算します。
5を2と3にわける形がさくらんぼに似ていることから、「さくらんぼ計算」なんてかわいい呼び方で教える先生もいらっしゃいます。
「こんなやり方で計算してたっけ?覚えてないな~」と思われる方が多いのでは…。
確かに大人から見ると複雑で、ちょっと面倒な気がしますね。
「10」をつくる
このように、くり上がりのあるたし算をするときは、まず「10」を作ります。
そのときに必要なのが「いくつといくつで10」の考え方です。
「8と2で10」「3と7で10」というように、すらすら言えるようになると、くり上がりの計算でつまずくことはありません。
おやつの時間にいくつといくつ
「いくつといくつで10」の感覚は、日常生活の中でも養うことができます。
例えば、飴玉を10個用意します。右手と左手に分けて持ち、片方の手は握って見えなくします。
もう片方の手の飴玉を見せて、「隠れている飴玉はいくつ?」。
おうちの方とお子さんとで、交互に問題を出し合いっこすると楽しいですね。
ポピっこアプリで「いくつといくつ」!!
今月お届けのポピっこアプリでは、ゲーム感覚で繰り返し楽しみながら、「いくつといくつで10」を身につけることができます。
「10ぴきいる動物を、2つ柵に分けて入れるよ。うまく入れないとするりと逃げちゃうから注意してね。」などと言いながらやってみてください。
何度でも楽しめます。
また、ドリるんでも「いくつといくつ」の勉強ができます。
鉛筆を使って、1から10までの数字を書く練習もできるようになっていますよ。
これでくり上がりの計算はバッチリですね!