幼児ポピーあおどり 10月号の見どころ
おうちのかたも入学準備!?
小学校入学まであと6か月ですね。
そろそろ入学準備を意識し始めるころではないでしょうか?
今月から「おうちのかたの入学準備 おやどり」という冊子をお届けします。
今月は親世代とは違う今ドキの小学校の学びや環境の変化について特集しています。
ぜひご覧になってください。
「小1プロブレム」ってなに?
さて、小学校入学に向けてよく耳にするのが「小1プロブレム」という言葉。
・人の話が聞けない
・授業中、席を立ってうろうろする
・集団行動がとれない
といった落ち着かない状況が続くことを指した言葉です。
「小1プロブレム」が起こる原因の一つとして、小学校入学までに社会性が身についていない子どもが増えていることが挙げられます。
なかでも、「人の話を聞く」ということは、小学校生活において特に大事なことです。
人の話を集中して聞くことができれば、授業にも集中でき、集団行動もきちんととれるようになりますので、安心して小学校生活が送れます。
また、聞く力がついていれば、自然と伸びていく力もあります。
例えば、話をしっかり聞くことで、先生のみならず、友達や家族、周りの人との会話から新しい言葉をどんどん取り入れることができ、語彙力や表現力が高まります。
また、集中して聞くことで、相手の気持ちが理解できるようになり、これからの小学校生活で必要とされるコミュニケーション能力が身につきます。
人の話を聞く習慣、どうやれば身につく?
では、人の話を聞く習慣はどのようにして身につければよいのでしょうか。
幼児期のお子さんは、集中が途中で切れて、最後まで話を聞かないこともしばしばあるでしょう。
でも心配はいりません。
大人でも人の話を聞いているようで実は聞いていないってこと、たまにありますよね。
幼児期ならなおさらです。
まずはお子さんの話を 「ふん、ふん」「それで?」「へ~、そうなの」
と時折相槌を打ちながら聞いてあげてください。
自分の話を聞いてもらえると、自分も人の話をしっかり聞こうと意識するようになります。
わぁくん10月号で「話を聞く」準備はOK!
今月の「わぁくん」では、話を聞いていない子を見つけてシールを貼るといった楽しい作業を通して入学準備をします。
シールを貼るときに、ぜひお子さんとの会話を楽しんでみてください。
◎「どんなところがいけないのかな?」と聞く。
◎お子さんが答えたら、「なるほどね」と相槌を打つ。
◎さらに「じゃあ、こういうときはどうすればいい?」といった会話を続ける。
それだけで「話を聞く」力がぐんとアップします。