*CPF*【専門医が教える!必見!ヘルスケア】冬の感染症 知っておきたい嘔吐時の着目点と嘔吐処理・症状別ケア

家族みんなの健康のために、知っておくと安心なヘルスケア。今回は、冬に流行する傾向にある、感染性胃腸炎・インフルエンザ・溶連菌について詳しく解説します。

嘔吐症状が出る傾向にあるものが多いため、嘔吐した際の処理や症状別ケアについてもご紹介。小児科医の宮野孝一先生(みやのこどもクリニック 院長)にお話をうかがいました。

Q.宮野先生教えて! 嘔吐がひどい時、冬の感染症において特に懸念すべき子どもの様子は?

①3時間以上、嘔吐が続く

②固形物が食べられない

③尿が出ない

④嘔吐があるのに食べたがる

------------------------------------------------------------------------------------

答えは③

いずれも辛い状態ですが、【尿が出ない=脱水状態】のため、特に緊急度が高く、夜間でも迷わず病院を受診しましょう。

他にも、目がくぼんでいる感じがする、涙が出ない、口の中が乾いているなどの場合は、脱水を起こしている可能性が高いため、すぐに病院へ。水分が摂れていれば、しばらく嘔吐が続いても様子を見て大丈夫です。

1時間に何度も吐くような症状の時は、胃腸が動いていないため食事は摂らず、水分のみを、一度に5cc(スプーンひとさじ/乳児は1cc)程度のほんの少量ずつ、こまめに飲ませます。OS-1か、なければ麦茶に少しだけ塩を混ぜたものでもかまいません。症状が落ち着いたら、軟らかく煮込んだうどんやおかゆから食事を再開しましょう。

※他に気になる容体として、冬の感染症ではありませんが、嘔吐や下痢に加えて血便、激しく泣いてピタッと泣きやみ、またしばらくすると激しく泣くことを繰り返す「間欠的啼泣(かんけつてきていきゅう)」が見られる場合、腸重積にも注意が必要です。

冬の感染症~原因と症状~

《感染性胃腸炎》

♢原因

ノロ・ロタウィルスが原因です。一般的に、ノロウィルスは11~1月ごろ、ロタウィルスは1月以降に流行ります。潜伏期間はノロウィルスが1~2(日)、ロタウィルスが2~4日。ウィルスが付着した食べ物やおもちゃ、患児のオムツを処理した保護者の手を介しての経口感染が経路です。ロタウィルスは、特に乳児がかかりやすい感染症です。

♢症状

どちらも症状はほぼ同じで、吐き気や嘔吐、下痢、発熱、腹痛です。子どもの場合は嘔吐が多く、大人は下痢の症状が強く出ることがあります。

《インフルエンザ》

♢原因

インフルエンザウィルスが原因で発症します。潜伏期間は約2日。感染力が非常に強く、せきやくしゃみなどの飛沫感染や、おもちゃやドアノブなどを触ったあとに口や粘膜から入る接触感染、飛沫から水分がなくなったあとに飛び散ったウィルスを吸い込む空気感染によって、感染します。A型・B型があり、それぞれ2種類の型があるため、最悪の場合、流行シーズンに4回かかるケースがあります。

♢症状

38℃以上の高熱・悪寒・頭痛・全身倦怠感や関節痛、筋肉痛、せき、鼻水、嘔吐などの全身症状が表れます。解熱後も2日間は安静に過ごしましょう。A型では、まれに脳炎を発症することがあるので、注意が必要です。けいれんがとまらない、意識が遠のいている、熱せんもうなどが続く場合は、すぐに医療機関にかかりましょう。

《溶連菌》

♢原因

溶連菌(溶血連鎖球菌)という細菌が原因です。潜伏期間は1~2日。飛沫感染や接触感染で感染します。

♢症状

主に、のどに炎症が出ます。また、体や手足に小さくあかい発疹が出たり、舌にイチゴのようなブツブツができたり(イチゴ舌)します。発熱もしますが、3歳未満ではあまり熱が上がらないことも。抗生物質を飲んで1日半ほどで登園可能になりますが、合併症などを防ぐために、病院でもらう抗菌薬は飲み切ることが大切です。自己判断で辞めずに、処方される10日分ほどを医師の指導どおりに飲むようにしましょう。

冬の感染症~家庭での症状別ケアと嘔吐の処理~

♦症状別ケア(1)熱で関節が痛む場合

発熱すると、プロスタグランジンという物質が出ます。これが熱とともに痛みも引き起こします。関節痛の他、頭痛や筋肉痛もこの影響です。関節が痛むときは、冷湿布でクーリングするか、鎮痛剤を飲んでもよいでしょう。

♦症状別ケア(2)せきがなかなか収まらない場合

できるだけ部屋を加湿して、蒸気を吸わせましょう。寝入ってからせきが出る傾向があり、多くの場合、鼻水の症状も並行して現れます。サラサラのみずっぱなは、寝ている時に鼻水がのどに落ちて刺激になりやすく、また、粘度の高いあおっぱなの場合は鼻づまりから口呼吸になりやすいため、口からのどが乾燥して、せきにつながります。そのため、寝る前にしっかりと鼻をかんだり、呼吸したりするなどで、せきが緩和されることがあります。

また、息苦しさを感じないのであれば、マスクをして寝ると、のどを保湿できます。せきどめは飲みすぎない方がよいケースもあるため、かかりつけの医師に相談しましょう。

♦症状別ケア(3)鼻水・耳だれが出る場合

冬の感染症は、のどから上に症状が出やすいため、目・鼻・耳といったつながった部位の症状にも気をつけたいところ。特に子どもは中耳炎になりやすいため、鼻水が出ている時はしっかりと拭き取ったり優しくかんだりとケアをしましょう。強くかむと耳を痛めることがあるため、片方ずつ優しく行うことがポイントです。耳の痛みを訴える時や、耳だれが出る場合は、耳鼻科を受診しましょう。

♦嘔吐したときの処理法

感染症での嘔吐の場合、吐いたものが衣類に付着したら、そのまま他の衣類と一緒に洗濯せずに、ザっとすすいでから、しばらく湯につけ置きしましょう。

また、吐しゃ物を素手で触らずに処理するために、こちらを用意しておきましょう。

●消毒液(次亜塩素酸ナトリウム)

●ビニール袋

●新聞紙かキッチンペーパー

●長袖の使い捨てエプロン(ネットなどで入手できます)

●使い捨て手袋

●マスク

(1)子どもが吐いたら、まず吐しゃ物に新聞紙などをかぶせて、ウィルスの飛散を抑えます。続きの処理は、子どもの対処後でかまいません。

(2)子どものケアが済んだら、エプロン・手袋・マスクを着用し、先ほどの新聞紙などで静かに吐しゃ物を拭き取り、ビニール袋に入れ、密閉します。

(3)次に、新聞紙かキッチンペーパーに消毒液をしみ込ませて、嘔吐した場所と周辺にかぶせてしばらく置き、同様に拭き取ります。

(4)着用したものは、拭き取ったペーパー類と一緒にビニール袋に二重に入れて封をします。換気と手洗いも忘れずに行ってください。

しっかりと予防対策をして、元気に過ごそう!

冬に感染症が流行しやすい理由として

♢気温の低さからくる抵抗力の低下

♢温度が下がり、乾燥することによってウィルスが飛散しやすく、ウィルスの生存時間も長くなることが挙げられます。

そこで、家庭での予防対策として

●手洗い・うがい

●マスクの適宜使用

●アルコール消毒・熱湯消毒

●加湿・加温

●換気

が有効です。

手洗い・うがいはもちろんのこと、マスクの使用も状況によって取り入れることで、ウィルスの飛散や侵入を減らすことができます。また、インフルエンザウィルスにはアルコール消毒が、感染症胃腸炎の原因となるノロ・ロタウィルスには熱湯消毒が有効です。手指消毒に加えて、手の触れるもの(おもちゃやドアノブなど)を100倍希釈した次亜塩素酸ナトリウムで消毒したり、80~85℃の熱湯消毒を行ったりすると効果的です。

1時間に5~10分間程度の換気で空気を入れ替え、加湿もしっかりと行いましょう。40~60%程度の湿度が理想です。加湿によって、のどの気道が保湿されてウィルスが付着しづらくなる他、空気中のウィルスの飛散が抑えられます。重さを含んで浮遊しにくくなるため、掃除をする際にも加湿をしてからがオススメです。

寒い季節も予防対策を欠かさず、元気に過ごしましょう!

イラスト/おおたきょうこ 編集協力/スリーシーズン

------------------------------------------------------------------------------------

この記事はポピー子育て応援サイト「ポピフル」から転載しています。

▼子育てエピソード、子育てQ&Aなどをチェック▼
お役立ち情報満載

キャンペーン実施中!

ただいま「LINE限定キャンペーン」実施中!
幼児ポピー入会者にはもれなく「選べるデジタルギフト1,000円分」をプレゼント✨
さらに!LINEから入会
すると、抽選50名様に「ミスタードーナツギフトチケット1,000円分」をプレゼント🎁

今なら12月号の1か月から入会できます!
抜粋版のおためし見本ではなく「実際に1か月分の教材を使って内容を確かめたい」という方には絶好のチャンス!お見逃しなく👀

※キャンペーンサイト内の注意事項をご確認いただき、案内に従ってお手続きください。

【幼児ポピー】~「もじ」「かず」「ことば」を楽しく伸ばす~

『幼児ポピー』は、字を書いたりシールを貼ったり、手先が鍛えられるカラフルで楽しい紙教材を主軸に、ゲーム感覚で楽しめる学習アプリや英語アニメーションなど、紙とデジタルの両面から好奇心を高め、学びを深められます。

幼児期に大切なのは、これからの学びと成長をぐんぐん伸ばすための準備です。

2歳児~年長さんまでの各学齢ごとに、学ぶことが好きになる根っこを作ります。

学校の勉強をよく知る会社が作る家庭学習教材

『月刊ポピー』は、全国の小・中学校で使用されるドリルや資料集など教科書に沿った副教材を発行している「新学社」が編集しています。

学習のプロが作る家庭学習教材なので、安心して取り組んでいただけます。

シンプルな教材で続けやすい価格!

幼児ポピーは、お子さまの成長に本当に必要な内容を充実させたシンプルな教材。

余分な付録をつけていないため続けやすい価格でお届けしています。

【幼児ポピー 会費/月(税込)】
毎月払い…1,500円
年間一括払い…1,425円(※12か月分総額17,100円)

『幼児ポピー』と他社教材との年間会費比較

【小学ポピー】~自ら学ぶ力が身につく~

『小学ポピー』は、書いて学ぶ「ワーク」と楽しく毎日の勉強が続けられる「デジ・サポ」の両方で学習習慣の定着をサポートしていきます。

学校教材のエッセンスが詰め込まれた教材

小学ポピー教材は
「学校の授業の予習・復習がしやすい!」
「ポピーで勉強したらテストで100点が取れた!」
と好評です。

ポピーを作っている新学社は、学校で使われているドリルやワークなども作っています。
そのノウハウが小学ポピーに活かされています。

シンプルな教材で続けやすい価格!

小学ポピーは、お子さまの成長に本当に必要な内容を充実させたシンプルな教材。

余分な付録をつけていないため続けやすい価格でお届けしています。

中学ポピー
~自学自習の力で成績アップ~

『中学ポピー』は部活や習い事で忙しい中学生活でもしっかりと効率的に勉強に取り組む力が身につくよう工夫して作られています。
子ども達の自ら学ぶ力を養い、学校の成績アップにもつなげていきます。

定期テストや高校入試に強い

充実の定期テスト対策教材で効率よく高得点が狙えます。実技教科も合わせ9教科に対応しているので、内申点対策としても好評!コンパクトな暗記ブック『おぼえるモード』は、定期テスト前の暗記学習に最適です。また、毎月お届けの『FRESTA』でも1年生から着実に高校入試の対策ができます。

シンプルな教材で続けやすい価格!

中学ポピーは余分な付録がなく、学年にあわせた適度で良質な教材です。本当に必要な教材だけをお届けするので、学習塾や他の通信教材などの受講料と比べても続けやすい価格です。