お絵かき中の子どものキモチ♡
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お子さんがおうちでお絵かきするのを見て、ふと「こんなとき、どう関わればいいのかな?」と思うことはありませんか?
幼児や小学生を対象に絵画教室で指導を行っている、くまがいゆか先生に、お絵かき中によくあるシーンについてうかがいました。
3つのシーンを紹介しますが、関わり方はその時々の環境や、子どもの思いや発達によるので、これだけが正解というわけではなく「もしかして今こんな段階なのかも?」「こんなふうにしてみようかな?」と考えるヒントの一つとして、ご覧ください。
事例1 きょうだいや友だちの絵をまねしてかく
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こんなときは、こんなケースが考えられます。
1.きょうだいや友だちに、まねてかくこと(まねがき)を指示・強制されている
2.意気投合して、まねがきを楽しんでいる
⇒1.まねがきを指示・強制されている
この場合は、ひとまず子どもどうしを離してお絵かきの場をつくるのがよいかもしれません。
絵画教室では、こうしたことが起きる原因を確認しつつ、子どもが自発的にお絵かきを楽しめるよう、席替えをすることがあるそうです。
⇒2.意気投合して、まねがきを楽しんでいる
これは、あそびとしてお絵かきを楽しんでいるケースです。互いの絵をまねてあそぶのは、同じ振り付けでダンスを楽しむようなもの。
まねをすることは適応能力の一つで、まなびでもあります。社会性が発達して自我が育つうちに、だんだんと解消していくので、見守っていてOK。
くまがい先生は、現場では「仲よしなんだね」「双子の絵ができるのかな?」と声をかける程度に留めて、様子を見ることが多いそうです。
事例2 「ママ、かいて!」
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「ママがかいて」と、なかなか自分でかこうとしないこともありますね。そうした場合は、基本的にはその子が望むとおりにかいてあげる対応でよいでしょう。
「かいて」と子どもが言うときに考えられる理由は、3つあります。
1.甘えたい
2.思ったようにかける自信がない
3.画材に触りたくない
⇒1.甘えたい
単に甘えたい場合のほかに、不安な気持ちがある場合も。
もし、お子さんの心が不安定だと思ったら、あそびながら交互にかいたり、スキンシップを多めにとったりして、お絵かきの完成よりも「いっしょにできて楽しかった」と思えるように関わりましょう。
⇒2.思ったようにかける自信がない
うまくかける自信がなくても、お絵かきには関心やこだわりをもっていることがあります。そういう場合は、この先うまくかけるように努力する可能性が高いそうです。
今はまだ自信のないお子さんに代わって絵をかいてあげることで、「自分もこんなふうにかけるようになりたい」という向上心を育ててあげられるとよいですね。
⇒3.画材に触りたくない
色鉛筆は好きだけれど、絵の具は触りたがらないなどという場合は、画材の感触が苦手な可能性が考えられます。
くまがい先生は、画材を触りたがらない場合の無理強いはNGと言います。その画材を嫌いになっては元も子もないからです。でも、絵の具が苦手な子が、友だちが絵の具を楽しむ姿を見るうちに、自然に引き込まれて絵の具に触るようになった場面を、これまで何回も見てきたそう。
家庭でのお絵かきでは、どうしても絵の具を使わなければならないなどの場面はほとんどないと思いますが、さまざまな画材に触れさせたいのであれば、ママ・パパがまずはおもしろそうにあそんでみたり、きょうだいや友だちといっしょにチャレンジしてみるのはどうでしょうか? 大切なのは、本人がその気になるのを待つことです。
事例3 もっとたくさんの色を使ってかいてほしい
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せっかくお絵かきするのなら、色彩豊かでのびやかな絵をかいてほしいと思うことがあるかもしれません。けれど、多くの子どもたちの絵を見てきたくまがい先生が言うには、以下のような絵をかく子もたくさんいます。
1.絵が小さくてさびしい
2.すぐに完成(終わり)にしてしまう
3.同い年の子くらべて不器用で、きれいな形がかけない
⇒1.絵が小さくてさびしい
これは、絵をかき慣れていないことや、描画への関心が薄いことなどが考えられます。こんなときは、初めから小さい紙を用意するそう。
また、かいた部分だけを切り取って、折り紙や布などに貼ることもあります。
大きくかくように促すよりも、今ある子どもの絵を活かすことにシフトするとよいでしょう。「おもしろい」「またやりたい」という気持ちを育てていくことが大事です。
⇒2.すぐに完成(終わり)にしてしまう
はた目には途中に見えても本人としては完成している、といったケースでは、「もっと細かくかけば?」と言ってもほとんど効果はありません。
この場合は、次々と違う制作に誘って、興味をもてることを見つけてあげるとよいでしょう。興味をもてればじっくり観察して絵をかいたり、工夫をこらして制作したりするようになります。
⇒3.同い年の子とくらべて不器用で、きれいな形がかけない
時間をかけて見守る対応がベストです。
言葉や、画材を握る力や手指のコントロール力など、身体が発達してコミュニケーションが充実すれば、文字や数字、描画への関心も高まり、人に伝わるような絵をかきたいと自分で試行錯誤するようになります。その都度、「できたね」「頑張ったね」とねぎらって、あと押しをしていきましょう。
お子さんのその時々の絵を味わいながら、親子でいっしょにお絵かきタイムを楽しんでくださいね!
こちらは、ポピー子育て応援サイト「ポピフル」からの転載です。
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