子育て世帯のSNS活用術~SNSのメリット・デメリット

皆さん、SNSやコミュニケーションツールを上手に活用できていますか

今回の記事では、子育てに役立つSNSの使い方を徹底解説!年齢の近い子を持つパパ・ママ同士でつながったり、育児に関する最新情報をゲットしたり。SNSを賢く活用すれば、育児がもっと楽しく、心強くなります。でも、SNSを使う上での注意点も要チェック。個人情報の保護や相手への思いやりを忘れずに、SNSを上手に活用して、充実した子育てライフを送るためのコツをあらためて確認しましょう!

SNSの各特性を把握して利用しよう

2024年12月の「子育て世代のSNS調査レポート」によると、子育てに関する情報収集をSNSでしたことがあるのは全体の約88%、さらに「最も利用している情報源はSNSである」と44%が回答しています。次いで、ネット検索(Google・Yahoo)、家族・友人・知人、本・雑誌やWebメディアも一定の利用者がいるものの、SNSの影響力の大きさが際立つ結果が見てとれます。

子育て世代にとって、リアルタイムで情報交換ができるSNSは今後ますます重要な情報源となっていくことでしょう。

子育て情報の収集に最も利用されているSNSはInstagramという意見が多いようです。回答者の78%がInstagramを利用しており、ほかのSNSを大きく上回っています。その人気の背景には、画像や動画を活用した分かりやすい情報提供、インフルエンサーや専門家による発信、ストーリーズやリールを活用したリアルタイムな情報共有が挙げられます。追って、YouTubeやX(Twitter)も一定の支持を集めています。

主要なSNSそれぞれの特長や活用例

●投稿型 直感的なビジュアルで情報収集

InstagramやTik Tokは、ビジュアルと音楽で感覚的に情報を伝えるのが得意なSNSです。日常のひとコマを写真や動画で視覚的に楽しむことができます。トレンド情報をテンポよく集めるのにもぴったりです。直感的に楽しめるので、情報収集が楽しく、飽きずに続けられます。

・Aさんはこんな使い方:SNS上での付き合い

30代のパパです、アウトドアに目がなく、新しいキャンプグッズを買うとInstagramで写真をアップして使い心地をレビューしています。家族とのキャンプの様子や家族で行けるおすすめスポットも紹介し、他のパパたちとコメント欄で情報交換し、週末の楽しみを広げています。

・Bさんはこんな使い方:情報収集

30代のママです。子育て中、疲れや忙しさからつい子どもをきつく叱ってしまうことがありました。そのたびに反省し、穏やかに接したいと思うものの、感情が先に出てしまうことが多いです。そこで、Instagramで「冷静に叱るコツ」や「心を落ち着ける方法」を調べ、実践してみたところ、少しずつ気持ちをコントロールできるようになりました。同じ悩みを持つママたちの投稿が励みになり、前向きに子育てを続けています。


●チャット型 リアルタイムで楽しくつながる

LINEは、リアルタイムでコメントを発信したり、オンラインチャットを楽しんだりでき、すぐに必要な情報を手に入れることができます。ママ友同士の連絡ツールとしてだけでなく、気軽なおしゃべりや情報交換の場としても最適です。信頼できる人に育児に関するちょっとした疑問をすぐに相談できるので、日々のサポートを得やすいのも大きな魅力です。

・Cさんはこんな使い方:リアルパパ友ママ友との交流

40代のママです。結婚・出産をきっかけに、学生時代の友人たちと家族ぐるみで交流するようになりました。週末にどこに出かけるか、何をするかをグループLINEで調整し、子どもたちが楽しそうにあそぶ姿を見守りながら、私たち親も会話や食事を楽しんでいます。あそんだ後は、撮った写真をアルバムにまとめて共有。お互いの子どもの成長や日々の出来事を共有し合うことで、さらに深まる絆を感じています。


●アプリ型 アプリのコミュニケーションで楽しくつながる

Mixi2やママ友コミュニティアプリfiikaなどのアプリ型SNSは、特定の趣味や関心を持つ人たちが集まる「コミュニティ」を簡単に作成・運営できるのが特徴です。この機能により、ユーザー同士が深くつながりやすくなります。一般的なSNSに比べ、特定のテーマや目的に絞った交流ができるため、より密なつながりが生まれます。たとえば、趣味ごとのディスカッションやイベントの企画がしやすく、気軽に楽しめるのが魅力です。

・Dさんはこんな使い方:実際に会うまでになった

20代のママです。子育ての悩みを共有したくて、「同じ年の子どもを持つママ集まれ」といったアプリ型SNSのコミュニティに参加しました。最初は情報交換やアドバイスをもらうだけでしたが、徐々にやりとりが増え、共通の話題が増えて親近感がわいてきました。その結果、「実際に会いませんか?」という一言で、リアルに対面することに。人見知りな私ですがSNS上で悩みを共有していたこともあり、昔からの友人のように接することができました。自分でもびっくりです。

身近な地域情報をSNSでチェックしよう

地域限定のSNSコミュニティは、アプリやLINEを使って手軽に活用できます。たとえば、東京では自治体が管理するホームアプリにリアルタイムのチャット機能があったり、専用のアプリも提供されています。防災情報や地域の最新ニュースをみんなで共有したり、ご近所同士で使わなくなったものをリユースしたり、サイズアウトした衣類を交換したりと、さまざまな方法で活用されています。こうしたコミュニティを通じて、地域のつながりが深まるのも嬉しいポイントです。また、SNSをきっかけに地域のパパたちが集まり、スポーツサークルを作ったりすることもあります。

子育てが忙しい時期には、気軽に参加できる投稿型SNSを使い、少し時間ができたら地域SNSにも参加してみるなど、生活スタイルや子どもの成長に合わせて上手に使い分けることがSNSを楽しむコツです。

パパ友・ママ友とのやりとりを楽しくするコツ・注意点

SNSやチャットは、パパ友やママ友とのつながりを深める素敵なツール。ちょっとした出来事を共有したり、気軽に相談したりできるのが魅力です。楽しく、お互いに心地よく使うためには、思いやりを持って接することが大切。気軽に楽しみながらも、無理のない適度な距離感を意識するのがポイントです。

SNSへの投稿のコツと注意点

コツ:写真にひと言添える

お子さんの写真には、ひと言コメントを加えると、投稿がもっと楽しくなります。「初めての〇〇!」や「この笑顔、最高!」など、簡単な言葉を添えるだけで、より親しみやすくなりますよ。

コツ:端的に伝える

SNS上のやりとりは、シンプルで短い文章が基本です。伝えたいことをサッとまとめることで、誰にでも読みやすくなり、反応ももらいやすくなります。

注意点:信頼できる相手にシェア

投稿は、信頼できる友達や家族にだけシェアするようにしましょう。個人情報や特定の場所がわかるような内容は控え、鍵付き設定で安心して楽しんでください。

注意点:他の子どもの顔に配慮する

他のお子さんが写っている場合は、顔を隠すか事前に許可を取るようにしましょう。小さな配慮で、トラブルを防ぐことができます。

メッセージする際のコツと注意点

コツ:気持ちを伝えるだけで十分なことも

グループチャットでは、「ありがとう」や「いいね」だけでも十分に気持ちが伝わります。無理にすべての会話に参加しなくても大丈夫。自分のペースで関わりましょう。

コツ:すぐに返さなくてもOK

「すぐに返事をしなきゃ」とか、「既読スルーされた」など、焦ったり、心配し過ぎないようにしましょう。お互いに心にゆとりを持ってリラックスしてやり取りするのが、心地よく続けられるカギです。

注意点:名前で迷わないように

「どれが誰?」となること、ありませんか?フレンド登録の際には、相手が探しやすい名前に設定しておくと便利です。LINEでは、本名や顔写真を登録することで、友達とのつながりがスムーズになります。

注意点:個人情報に配慮を

自分はもちろん、ほかのパパ・ママの話をLINE上でする際は、注意が必要です。特に、個人情報を扱う場面では十分に配慮し、プライバシーを尊重することが不可欠です。むやみに情報を共有しないよう心がけましょう。

お互いの価値観を尊重し、共感できる話題をシェアすることで、自然と会話が弾みます。SNSは楽しむもの。無理なく、自分らしく使うことで、パパ友・ママ友とのつながりがもっと心地よくなりますよ!

まとめ

SNSを日々の暮らしに取り入れることで、子育てや地域交流の輪はますます広がっていきます。それぞれに特徴を持つSNSを上手に使い分けて、より豊かな子育てライフを楽しみましょう!

文/池ノ内契忠・東京通信社 イラスト/シュクヤフミコ 編集協力/東京通信社

こちらは、ポピー子育て応援サイト「ポピフル」からの転載です。

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