自分で丸つけできる子は勉強ができる!
小学校で多くの子どもたちを見てきた先生が、
こんなことを言っていました。
「自分で丸つけができる子は勉強ができます!」
なぜ「自分で丸つけ」ができると、「勉強ができる」のでしょうか。
「自分で丸つけ」は「自分で考える」ということ
自分での丸つけは少したいへんです。
「なんで間違ったのかな? どうすれば正しいんだろう?」
自分でしっかり考えなければいけません。
しっかり考えることで「わかったつもり」にならず、確かな理解ができます。。
「丸つけ」を通じて自分を知れる
「自分で丸つけ」をすることで、自分の学習状況をよく知ることができます。
「ちょっとよくわからなかったな。もう一度よく解説を読んでみよう」
「ここ難しかったから、テスト前によく復習しなきゃ」
このように、理解できているかを判断しながら学習を進めたり、
自分に必要な学習計画を立てたりするようになっていきます。
自分で学ぶ力、「自学自習」を身につけるには、とても大事なことです。
一生の財産となる力
このように自分を観察して、自分を知る力を「メタ認知能力」と言います。
「メタ認知能力」は「自学自習」の身につけだけではなく、
生きていく上でもとても大事な能力です。
自己をコントロールする力や、他人を思いやる力にもつながります。
また、この力が高い人は、非行や犯罪に走りにくく、
高い年収や健康を得やすいとも言われています。
まずは親子で一緒に!
もちろん、いきなり「自分で丸つけ」は難しいでしょう。
小さなお子さまはおうちの方のサポートが重要になります。
おうちの方といっしょに丸つけをすることで、
だんだんと「丸つけ」のやり方や力を身につけていきます。
また、おうちの方と一緒の丸つけは、「自分を観察して、自分を知る力(メタ認知能力)」を伸ばすのにも役立ちます。
脳の専門家・篠原菊紀先生(公立諏訪東京理科大学教授)はこのように言っています。
自分を客観視して観察できるようにするには、親などが自分を見ている体験が必要です。
「親が自分や自分の状況をどう見て、どう感じているか」
という親の目線を、親の行動を見ることで自分の中に取り入れます。
その力が内在化すると、自分を客観的に見られるようになります。
「自分を観察し、自分を知る力」を育てながら、
最初はおうち方と一緒に、やがて自分で丸つけをしていけば、
やがて自分で学ぶ力、自学自習の力が身についていきます。
長い目で見た「自分で丸つけ」効果は高く、長い間役立つのです。
「親子で&自分で丸つけ」をポピーがサポート!
今の社会、自分の頭や体はあまり使わないで機械やシステムがやってくれることが多く、
「丸つけ」もタブレット教材などに任せるご家庭が増えていますが、
「親子や自分で丸つけする機会」を残していきたいですね。
小学ポピーは紙中心のシンプルな教材で、「答えとてびき」の解説やアドバイスが充実。
最初は「親子一緒に」やがて「自分で」丸つけが上手にできる工夫が盛り込まれています
幼児ポピーは脳の専門家・篠原菊紀先生の監修・指導のもと、
遊び・学びを通してお子さまの成長に必要な力を伸ばします。
「自分を観察して、自分を知る力」の基礎も作れます。