プログラミング的思考を鍛えよう!
小学校でプログラミング教育が必修化されたということを耳にしているおうちの方も多いのでは?
"プログラミング教育"という言葉を聞くと「パソコンで難しそうな文字を入力するの?」「ロボットを動かすの?」「プログラマーを育てる勉強なの?」と思いがちですが、実はそうではありません。
今回は、これから小学校で行われる「プログラミング教育」についてご紹介いたします。
プログラミング教育のねらい
おうちの方が子どもだった頃、今のようにスマホやパソコンなどのデジタル機器は溢れていませんでしたよね。
でも、今の時代は、大人だけでなく子どももスマホやタブレットに触れたり、学校でデジタル教材が取り入れられたり、コンピュータが人々の生活に欠かせない道具となってきています。
プログラミング教育のねらいは、コンピュータによって社会や人々の生活が大きく変化していく中で、子どもたちが主体的になってコンピュータを活用していく力を育んでいくことです。
そして、このプログラミング教育において大切になってくるのが「プログラミング的思考」です。
プログラミング的思考とは?
「プログラミング的思考」は文部科学省が定義しています。
(参考)小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論の取りまとめ)
簡単にいうと、実現させたい目的のために、順序立てて考え試行錯誤する力です。
正三角形をパソコンで描くことを例にすると、下記のようになります。
みなさんが想像される実際の「プログラミング」も、この考え方が基本となっています。
プログラミング的思考の基礎となる力
プログラミング的思考の基礎となる力は、学力の基礎にもなる「ワーキングメモリ(作業記憶)の力」です。
ワーキングメモリは、記憶や情報を一時的に保持しながら、これらを組み合わせ、課題に取り組んで答えを導き、また、新たな課題を見つけ出していく脳の機能です。
この脳のワーキングメモリを幼児期のうちから鍛えることで、これからの社会で求められる「プログラミング的思考」を養うことができます。
【体験版あり!】幼児ポピーのプログラミング的思考アプリ
「プログラミング的思考」がますます必要になってくるこれからの時代に備えて、幼児ポピーでは今年新コンテンツを追加いたしました。
10月号のあかどり(年中: 4~5歳向け)とあおどり(年長: 5~6歳向け)用のWebアプリをそれぞれ10月号で用意しています。
あかどり: 「ケロ♪ケロ♪ケログラミング」
小節ごとにバラバラになっている歌を自分の意図する順に並べかえて再生したり、再生時に「あいの手」を入れて遊んだりできます。
あおどり:「ほれ!ほれ!モグラミング」
矢印パネルを組み合わせて、モグラを操作し、障害物にぶつかならないように、カプセルの中のお宝をゲットして遊びます。
幼児ポピーはプログラミング的思考を鍛える教材でもあります
「プログラミング的思考」を伸ばすのは、10月号にお届けのwebアプリだけではありません。毎月お届けの紙の教材でもしっかりその力を伸ばすことができます。
幼児ポピーは脳科学の研究をしている篠原菊紀先生に指導・監修を受けています。
シール貼りや間違い探しなど、子どもが好きな遊びを通して、脳の「ワーキングメモリ」を楽しく鍛えることができます。