家庭ではどんな"バツ"をつける?

いよいよ始まった夏休み。

学校の宿題や、夏休み用に買ったドリルなど、家庭での勉強に取り組む時間が増えると思います。

特に低学年のお子さんをお持ちの家庭では、おうちのかたが丸つけする機会も増えるはず。

今回は教育評論家・親野智可等(おやのちから)先生の丸つけに関するアドバイスをご紹介いたします。

家庭教材のまるつけで、間違いにどんなバツをつけますか?

①大きくバツをつける

「まるは派手に、バツは控えめに」がまるつけの基本です。

バツが目立つと、もらったときいい気はしません。大人でも、自分が出した書類や企画書にいっぱいバツがついて戻ってきたらいい気はしないはずです。

②小さくバツをつける

小さくチェックをつけてあげると、同じ間違いでも穏やかで、不快感が少なくなります。

答えがあっていたかどうかはの区別がつけばいいわけですから、小さなチェックで十分です。

③?をつける

?はチェックよりもさらに穏やかです。

ただ、突然これを使うと、子どもは親がバツかまるか迷っているかなと思うこともあります。

あらかじめ、親子で決めておくといいですね。

全体の印象がとても大事

だれでも、まるが多いと感じれば意欲が高まり、バツが多いと感じれば意欲は削がれます。

まるとバツの大きさを変えるだけで、もらったときの印象はまったく違ってきます。バツが目立つと、間違った問題以上にバツが大きく感じられ、自分はできないというきもちになってしまいます。反対に、まるを派手につけると、「まるが多い」とかんじられます。

チェックマークなどを控えめにつけると同時に、まるはところどころ三重まるや、花まるにするなど、大盤振る舞いしてあげてください。

赤いボールペンよりも赤鉛筆や水性ペンのほうがまるに温かみが帯びます。

空白にしてもOK

ちなみに、バツも?もつけずに、空白にしておくという方法もあります。

学校のテスではこれは難しいですが、(先生が本当にまるをつけ忘れたのか、その子があとで正解を書いたのか区別がつかないので)、親子でやる分には問題ないでしょう。

※本記事は小学ポピー 親向け情報誌「popy f」より抜粋しています。

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