~しなさいと言わずに子どもを動かす方法

休日などに一日中お子さまと一緒におうちにいると、朝からダラダラしている姿を見たりして、イライラがたまってしまう方も多いのでは?

今回は「〜しなさい!」と言わなくても子どもが動く方法について、教育評論家・親野智可等(おやのちから)先生のアドバイスをご紹介します!

じっと待ってあげましょう

親には、子どもにやらせたいことや守らせたいことがたくさんあります。
例えば、言われなくても勉強をしてほしい、手洗いやうがいをしてほしい、早寝・早起きをしてほしい、整理整とんをしてほしいなどです。

ですが、子どもはなかなかやってくれません。
どうしたらできるようになるのでしょうか?

まず、子どもがダラダラするのは当たり前ですから、これが普通の姿なのだとあきらめてください。
毎日の宿題や習い事もあり、子どももなにかと大変なのです。

こういうことを頭に入れて、「子どもも大変なんだな。まあ、仕方がないか」と許してあげてください。
とは言っても、やらせなければならないこともあります。それについては、口で叱るだけでなく、合理的な工夫をすることが大切です。

しかし、それでもできない子もいます。その場合、手伝って一緒にやってあげるといいでしょう。
全部やってあげてもいいです。

「やってあげるといつまでも自分でできない。自立ができない」などと言って脅す人もいますが、決してそんなことはありません。今はまだ無理だというだけです。

やるべきことをカードにして「見える化」

例えば、朝、起きてから家を出るまでに5つのやることがあるとしましょう。これら5つを5枚のカードに書いて、ホワイトボードに貼っておきます。

そして、朝起きたらカードを見て5つのことを順番にやり、やったらカードを裏返します。これによって、やるべきことがはっきりとわかります。

写真を使って

机の上を整とんしている姿、または、きちんと整とんできているところなどを写真に撮って、大きく引き伸ばして目に付くところに貼っておきましょう。

「したほうがいいとは思っているのだけれど、ついつい忘れてしまう」という子には、かなり効き目があります。

機は必ず熟します

何ごとにおいても言えることですが、果物が熟すのと同じで、子どもの内側で機が熟すときというものがあります。それを待ってあげてください。

何ごとにおいても、子どもの内側で熟していないものは、決して本物にはなりません。

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