よりよい学習環境の作り方

小学生の学習場所として定番となっているリビング・ダイニング。

でも、いざやってみると「親子ともに満足」とならないこともあるようです。

そこで今回は、リビング・ダイニング学習のメリットとデメリットを踏まえたうえで、より効果的な学習環境にするためのアドバイスを教育評論家・親野智可等(おやのちから)先生。

「やりやすさ」を 親子で考えましょう

長所:家族の存在を感じながら学べる

小学生の半分以上がリビングやダイニングで勉強していると聞きます。

その長所としては、おうちの人から声掛けがしやすく、子どもも家族の存在を感じながら勉強できる点があります。

また、わからないことがあればおうちの人にすぐに聞くことができます。

つまり、親子でコミュニケーションをとりながら、また、親の愛情を感じながら勉強ができるということです。

短所:叱る回数が増えがち・姿勢や視力にも注意

では、短所や注意点としてはどのようなものがあるのでしょうか?

最大の注意点は、親子の距離が近い分、叱る回数が増えるということです。

否定的な言葉が多いと子どものやる気をそいでしまいます。

ほかにも、リビングやダイニングは勉強仕様になっていないので、姿勢や視力などについて心配が出る場合もあります。

こうした短所を知ったうえで、家具を調整したり声掛けに気を付けたりするなどの配慮があれば、リビング・ダイニングは快適な学習環境になるでしょう。


しかし、どこで勉強するかは、子どもの学年・発達段階・精神年齢・性格・家族構成・家の間取りなどの諸条件によって変わってきます。
また、取り組む内容やそのときの気分によっても変わります。

どこで勉強をしたいのか、その理由に目を留めてあげ、お子さんと一緒に学習環境を作っていくといいでしょう。

すぐに見て、ほめる

やったものをすぐに見て、ほめてあげるということが、子どもの勉強へのモチベーションを上げるうえでとても効果的です。そばにいる利点を有効活用してください。

教育心理学では、これを即時確認の原理といいます。

また、間違っているところがあったら、すぐに教えてやり直すことで学習内容の定着につながります。

どこだと落ち着くのか、勉強しやすい場所の理由を子どもなりにしっかり持っているものですし、そのときの気分によっても変わります。

いつもはリビングで勉強しているけれど、静かなところでじっくり取り組みたいときや、気分を変えたいときなどは自分の部屋でする、ということもあっていいのです。

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