大人の日焼け

ポイント① 日焼け後は早く炎症を鎮めることが重要

大人の日焼けはシミ・シワになりやすい
日焼け後の皮膚は、炎症によってシミの原因となるメラニンが増加します。炎症が長引くほどメラニンが増え、炎症が強いほど、その後のシミとして残るリスクが高くなります。
冷却と低刺激の保湿によって皮膚の回復を促し、炎症を早く鎮めることでシミ・シワを予防しましょう。

原因
・太陽光の紫外線(UVA・UVB)
・長時間、紫外線にあたる
・日焼け止めの未使用、塗り直し不足

症状
・赤み、ヒリヒリ
・ほてり
・色素沈着
・乾燥、ハリ低下

SPFとPAとは?

日焼け止めに表示されているSPFとPAは、それぞれ防ぐ紫外線の種類を示しています。

SPF:主にUVB(赤みや炎症を起こす紫外線)を防ぐ指標
PA:UVA(シミやシワの原因となる紫外線)を防ぐ指標

数値が高いほど防御力は高くなりますが、日常生活ではSPF20~30・PA++程度、屋外活動ではより高いものを使い分けることが重要です。

ポイント② 美白化粧水は、皮膚のヒリヒリ感がなくなったら使い始める

日焼けはそのうちに治ると思いがちですが、予防や適切な対処を行わないと、皮膚のダメージとして蓄積されていきます。
美白化粧水にはビタミンCなどが含まれ、炎症がある肌には刺激になることがあります。刺激は炎症を長引かせ、結果的にシミの原因となることもあるため、ヒリヒリ感がなくなってから使用を開始しましょう。

ポイント③ 日焼けは皮膚のやけど。受診が必要な場合も

日焼けは、太陽光に含まれる紫外線によって皮膚がダメージを受け、炎症や色素沈着を起こす、やけどの一種です。
以下のような症状がある場合は、医療機関に相談しましょう。

✅広い範囲(手のひら約10枚分・体表面積10%以上)に及ぶ日焼け
✅範囲に関わらず、水ぶくれができている
✅全身性の発熱を伴う
✅赤みが3日以上続く
✅痛みや炎症、その他気になる症状がある場合

ポイント④ 日焼けの赤みは1~3日、色素沈着は長く残ることがある

日焼けは「紫外線→炎症→メラニン増加→シミ」という流れで起こります。
日焼け直後の赤みやヒリヒリは通常1~3日程度で落ち着きますが、炎症後に生じた色素沈着は数週間~数か月残ることがあります。

自己判断で市販薬を使用したり、様子を見るのはやめましょう。
その間に炎症が長引き、シミとして残るリスクが高くなります。

日焼け直後にやってはいけないこと

日焼け後の皮膚はダメージを受けた状態のため、刺激を加えると炎症が悪化しやすくなります。
・こする、強く洗う
・熱いお風呂に入る
・ヒリヒリ感があるうちに美白化粧品を使う
これらは炎症を長引かせ、シミの原因となるため避けましょう。

日焼け後は冷却と保湿を

まずは冷やす
日焼け直後の皮膚は炎症が進行している状態のため、早い段階に冷やし、炎症の広がりを抑えましょう。

しっかりと保湿を
日焼け後の皮膚は乾燥しており、水分が失われやすい状態です。
乾燥が進むと炎症が長引き、シミの原因となることがあります。

この記事はInstagram「@fastdoctor_jp」からの転載です。