嘆息

ポイント① 気管支喘息の完治は難しい

下気管支喘息は、気道に慢性的な炎症が起こり、狭くなる病気です。適切な治療が行われないと、咳・呼吸困難・喘鳴の症状が急速に現れる喘息発作を起こすこともあります。
一度発症すると完治は難しく、長期的に付き合っていく必要があります。

ポイント② 早期発見が大切

気道に慢性的な炎症が起こっている状態が続くと、気道はどんどん硬く・狭くなります。硬く・狭い気道は、治療が難しくなるうえ、喘息発作を起こす可能性があります。
そのため、早めに受診し早期発見につなげることが大切です。

ポイント③ 継続的な治療が必要

喘息は薬を使用して症状が一時的に落ち着いても、風邪のように完全に治ることはありません。症状が出ては治るを繰り返すので、一時的に改善すると「治った」と思い、受診せずに過ごしてしまう場合も。

ポイント④ 症状は薬でコントロールする

喘息の症状は適切な治療を受けることで、薬でコントロールすることができます。薬により気道の炎症を抑え、発作を予防することがとても大切です。

ポイント⑤ アレルギー性と非アレルギー性がある

喘息は原因によってアレルギー性喘息と非アレルギー性喘息に分けられます。

アレルギー性喘息
特定のアレルギーの原因物質に対し反応が過敏になることで起こります。

~アレルギーの原因物質の例~
花粉・ハウスダスト・ダニ・カビ・ペットの毛・大気中の汚染物質・薬・食物など

非アレルギー性喘息
アレルギー以外が原因で起こる喘息です。さまざま原因があります。

~要因の例~
呼吸器感染症(風邪、インフルエンザ、肺炎など)・運動・ストレス・遺伝など

この記事はInstagram「@fastdoctor_jp」からの転載です。